演劇

思春期と演劇

英語でセリフ!

思春期と演劇

小学校高学年から中学生の時期、子どもたちの心にはどんな変化があるでしょう?

★親や教師など大人とよりも、友だちとのコミュニケーションが多く強くなります。
★自分の将来のことをイメージするようになります。
★自分と他者とを比べて、自分がどんな人間であるのかを探求します。もちろん、恋愛もしますね。好きな人ができると、特に自己肯定と自信低下の波を行ったり来たりしますよね。

「思春期に重視される課題」に対して最適な「演劇」

私は、発達心理学的における「思春期に重視される課題」に対して、「演劇」が最適であると考えます。
なぜかって?

演劇という表現活動を通して、仲間と楽しい気持ちを共有できます。また、「うまい・下手」ではなく「あなたらしい表現」を目指すことで、「友だちの“いいところ”を見つける力」が育ちます。さらに、それを逆から言えば、友だちに自分の“いいところ”を見つけてもらって「自己肯定感」も育ちます。
→このことから、ポジティブな友だち関係を作れる心が育ちます。

演劇で役を演じることを通して、「イメージする力」が育ちます。セリフの「言葉の裏に隠された本心」「相手のセリフを聴いているとき何を感じているのか」、演じる人物の「おいたち」「性格」「将来」など、演劇は「イメージを形にすること」がベースとなります。また、役と自分との違いを常に考えています。
→イメージとは、無限にあるものです。将来を無限にイメージし、選ぶ選択肢を増やすことが出来ます。また、普段出逢わないような人間(の役)と疑似的に出会うことができ、将来の自分をイメージする材料が増えます。

集団で演劇作品を創ることで、「社会性の認識(グループにおける自分・個としての自分)」が養われます。演劇では、ひとつとして無駄な役はありません。一人ひとりが大切な役割を持っています。無くてはならない大切な存在です。もちろん、集団で創作することの意義は他にもたくさんありますが、とにもかくにも、まずはこの一つを伝えたいです。
 →自分のいいところや悪いところ、他者と比べて優れたところや劣ったところがいろいろあったとしても、「あなたは社会に必要な人間で、かけがえのない大切な存在であること」を感じることができます。

海外ではメジャーな演劇教育

海外では当たり前のように行われている演劇教育。日本の表現教育はまだまだ遅れています。「いじめ」や「受験のための教育」「学力至上主義」が根付いており、学力の点数など数字で表れるものでしか人間を測ることができないような間違った価値観が育ってしまいます。
日本の小中学生のみなさんに、ぜひ演劇教育を受けて育ってもらい、健やかな心身を育んでもらいたいものです。

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